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- │ 計算機化学入門シリーズ │
- │ 第3章 分子軌道法応用編 │
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- │ 『CHEM ORBIT』 │
- │ │
- │ CHEMO387.EXP (CHEM ORBIT Ver. 0.11H) << FPU 必須 >> │
- │ CHEMO386.EXP (CHEM ORBIT Ver. 0.11G) │
- │ Copyright (C) 1991 │
- │ Butch Software Inc. │
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- 本『CHEM ORBIT』は、化学用分子軌道表示ソフトです。
- 分子軌道法(MOPAC及びMNDOC)で計算された最適化構造を表示す
- るとともに、その分子軌道を表示し、その結果をカラースライドやカラーOH
- Pで表示可能にすることを目的に作成しました。 さらに、拡張ヒュッケル法の
- 計算で得られた分子軌道を表示することもできます。
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- CHEMO387.EXP は High-C で作成しました。
- CHEMO386.EXP は gcc 1.39 で作成しました。
- CHEMO386.EXP & CHEMO387.EXP は elfin さんの lzexp.exp で圧縮されて
- います。
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- 優しい簡単オペレーション
- 【マウスだけでできる分子軌道表示機能】
- 【原子および結合情報表示機能】
- 【マウスによる自由な座標軸回転機能】
- 【マウスによる自由な平行移動機能】
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- 多彩な分子軌道、分子モデル表示モード
- 【320 x 240 32K 色モードの分子軌道表示】
- 【16 色 での網目表示】
- 【320 x 240 32K 色モードの空間充填モデル表示】
- 【320 x 240 32K 色モードの空間充填表示での分子の回転】
- 【512 x 480 32K 色モードの空間充填モデル表示】
- 【512 x 480 32K 色モードの空間充填モデルと透過骨格分子の表示】
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- 他のソフトで利用するための多彩なグラフィック保存機能
- 【高解像度TIFファイル(512x480)もサポートする表示保存機能】
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- マルチメディアを利用した暇つぶし機能
- 【CD 演奏機能】
- 【EUP ファイル演奏機能】(High C 版のみ)
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- 分子軌道法(MOPACおよびMNDOC)との連体を図った親切機能
- 【MOPAC出力形式(LSTファイル)をサポートするデータ読み込み機能】
- 【MOPAC出力形式(平野版MOLファイル)を
- サポートするデータ読み込み機能】
- 【MNDOC出力形式(近畿化学協会版)をサポートするデータ読み込み機能】
- 【ダミー原子の自動削除機能】
- 【拡張ヒュッケル法出力形式(講談社版)をサポートするデータ読み込み機能】
- 【読み込み時の結合自動判定機能】
- 【MOPAC出力形式(平野版MOLファイル)でのデータ保存機能】
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- 補足
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- 分子軌道法(MOPAC)について
- A GENERAL MOLECULAR ORBITAL PACKAGE
- の略で James J. P. Stewart らが開発した半経験的分子軌道法である。同じ
- 流れのものに、AMPACというものもある。
- (社)化学情報協会内の日本化学プログラム交換機構(JCPE)で1、500-
- 5、500円で配付しています。UNIX, VAX, HITAC, OS/2 版などがあり、
- FORTRAN でかかれたソースもついてきます。
- また、(株)東レシステムセンターから、パソコンMOPAC/386が
- 190、000円(基本プログラム)、90、000円(拡張モジュール)で
- 販売されています。しかし、ソースも添付されていないし、富士通用もない
- と思います。
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- 分子軌道法(MNDOC)について
- Walter Thielにより開発された半経験的分子軌道法のひとつであり、
- MNDOをもとに、改良されたものです。
- (社)近畿化学協会コンピュータ化学部会で三井石油化学工業の田中英次
- さんによりパソコン(MS-DOS)版が配付された。
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- 拡張ヒュッケル法について
- 拡張ヒュッケル法は、有機化合物から有機金属錯体にまで広く利用できる
- 半経験的分子軌道法である。
- 講談社サイエンティフィクで、25、000円で販売しています。今回の
- バージョンでは、この出力ファイルもそのまま読み込めるようにいたしました。
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- 『CHEM TOWNS』『CHEM MODEL』『CHEM ORBIT』
- と、分子力学計算法 MM2、分子軌道法 MOPAC, PPP,EHMO,
- MNDOC,MNDOH,CNDO/S,IMSPACK等との、
- 入出力ファイルの関係は以下の通りである。
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- ┌───┐
- < .INP > ─────→ │MM2│
- ↑ └───┘
- ↓ │
- ┌──────┐ ↓
- │ CHEM TOWNS │ゥ───→ < .7, .70 > < .6, .60 >
- └──────┘ │ /
- │ ↓ /
- ↓ ┌──────┐
- < .AIN > ゥ──── │ CHEM MODEL │────→ < .KTR, .EHI >
- │ └──────┘ │
- ↓ ↑ ↑ ↓
- ┌─────┐ │ │ ┌────────┐
- │MOPAC│ ─────→ < .ARC > \ │ EHMO, MNDOC, │
- └─────┘ \ │ PPP, CNDO/S, │
- │ \ │ MNDOH, IMSPACK │
- │ \ └────────┘
- ↓ ┌──────┐ \ ↓
- < .LST, .MOL > ゥ──→ │ CHEM ORBIT │ ゥ─── < .MND, .EHM >
- └──────┘
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- 本プログラムを利用して独自の結果を発表されることは自由に行って頂いて
- 結構ですが、 結果等についての責任は負いかねますのでご注意申しあげます。
- 本ソフトは、 Free Software Collection 4 のために作られたものであり、
- これ以外の目的での再配付を原則的に禁止いたします。